2013年5月18日に公開されたホラー映画「クロユリ団地」ですが、日本ホラー映画の中でも大ヒットと言える作品となりました。そんなクロユリ団地に出演していた子役が亡くなるという噂が広がりましたが、本当なのでしょうか。本当だとしたら映画の呪いみたいで怖いですよね。のそこで今回は、『クロユリ団地』の子役亡くなる！？噂の真相は？映画の呪い？ということについてご紹介します。
クロユリ団地のあらすじ
映画「クロユリ団地」は、前田敦子さんと成宮寛貴さんが主演を務める映画で、映画「リング」の監督も務めた中田秀夫さんが手がけた作品です。公開初日2日間で興収1億5,342万4,100円、動員11万8,885人になり、映画観客動員ランキングで初登場第1位となりました。公開第2週も連続第1位となった大ヒット作品です。
クロユリ団地のあらすじですが、前田敦子さん演じる明日香は、クロユリ団地に引っ越してきた日から、隣の部屋から届く“ガリガリ…”という不気味な音に悩まされていました。ある日、明日香は隣室で孤独死した老人の遺体を発見し、その日を境に彼女の周囲で不可解な出来事が起きはじめ、罪悪感と恐怖から精神的に追い詰められていく、という作品となっています。
https://twitter.com/Mattyan_aha/status/1788115616496542012
クロユリ団地の舞台
クロユリ団地は、東京都の調布市にある仙川団地が舞台となっています。作中では団地の名前は変わっていますが、緑ヶ丘団地都営仙川アパートというアパートです。撮影当時の仙川アパートはかなり老朽化しており、ホラー映画にぴったりな風貌でした。しかし、現在は建替え計画が進んでおり、一部解体されて新しい棟が建っているようです。
https://twitter.com/gentotarou/status/1693973682300015092
クロユリ団地は実話？
クロユリ団地は実話を元にした作品ではなく、完全フィクションの作品です。社会的に問題とされる「高齢者の孤独死」や「無縁社会」のテーマが含まれていますが、作品の中で起こる出来事などは、完全オリジナルの内容です。実際に、舞台となった仙川アパートでは特に事件が起きたりしているわけではありませんが、高齢者の住人は多かったようなので、そういった点では作品ともリンクしていたようですね。
クロユリ団地の子役が亡くなる？
SNSでは、クロユリ団地の子役が、行方不明になり遺体で発見されたという噂が拡散されていました。しかし、実際にそのような事件は起きておらず、この情報はデマだったようです。クロユリ団地の子役というのは、おそらくミノル役の田中奏生さんのことだと思いますが、田中奏生さんは現在も俳優として活躍しています。
https://twitter.com/daichiNOW/status/340391878790877185
なぜこのような噂が出たのかは不明ですが、ホラー映画ということもあり、いわくつきなのではないかという想像が先行して、このような噂が流れたのだと思われます。SNSでもクロユリ団地の子役が亡くなるという噂に関する投稿が多く、噂が広まり本当かのように思ってしまった人もいたようです。田中奏生さんが演じていたミノルという役が幽霊の役柄だったこともあり、余計に不気味な内容の噂となりました。
まとめ
今回は、『クロユリ団地』の子役亡くなる！？の噂の真相についてご紹介しました。クロユリ団地の子役が亡くなるという噂は、どうやらデマだったようです。クロユリ団地の子役として出演していた田中奏生さんは、現在も俳優として様々な作品で活躍しています。「クロユリ団地の子役が亡くなる」という強烈なワードで人々の注目を集めたかったのではないでしょうか。本当にこのようなことがあれば、映画の呪いのようで怖いですよね。映画を見たことがない人は、一度見てみてはいかがでしょうか。
