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ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメ?書き方やマナーをまとめ

ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメ?書き方やマナーをまとめ

結婚式に出席するときに準備するご祝儀袋ですが、ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメなのかなど、書き方やマナーについて毎回悩む人も多いのではないでしょうか。相手に失礼のないよう、しっかり抑えておきたいところですよね。そこで今回は、ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメなのか?書き方やマナーをまとめたので、ご紹介します。

ご祝儀袋の選び方

ご祝儀袋はコンビニなどにも売っていますが、様々なデザインのものがあり、どれを選べば良いのか、迷ってしまいますよね。ご祝儀袋を選ぶときは、基本的に包むお祝いの金額と袋のデザインのバランスが取れているものを選びましょう。最近ではご祝儀袋が入っている袋に「3~5万円程度」などの参考金額が記載されて売られているものもあります。表書きの名目は「寿」や「御祝」、「御結婚御祝」などの記載があるものを選びます。また、ご祝儀袋にかかっている帯紐(水引き)が上を向いているものを選びます。下向きのものは弔事の時に使うものなので、注意が必要です。ご祝儀袋には、カラフルなものや、ディズニーのデザインなど様々な種類のものがありますが、このようなご祝儀袋は少しカジュアルなので友人向きと言えます。

https://twitter.com/yuka_d_6041/status/1134988824591732736

ご祝儀袋の書き方・マナー

①    字は筆ペンや毛筆で書く

ご祝儀袋に書く字は、筆ペンや毛筆で書くようにしましょう。ボールペンや万年筆で書くのはNGです。筆ペンなど普段使い慣れていない場合は、鉛筆で薄く下書きをするのがおすすめです。最近ではスマホのアプリで、携帯画面の上に紙を置いて、その上からなぞるだけで綺麗な字がかけるアプリもあるので、便利ですよね!

https://x.com/anarchy_neko/status/1559774535829712896

②    お札は肖像画が表向きになるように入れる

中袋にいれるお祝い金のお札は、肖像画が表向き・上向きになるように入れるのが正しい入れ方です。また、お札は折り目が付いていない新札を用意するようにします。まだ誰も使っていないお札は「2人の新生活を祝福する」という意味があります。

https://x.com/perorin_myu/status/1711415124328939888

③    連名で書くことも可能

夫婦や家族で連名とする場合は、まず夫の名前を中央にフルネームで書き、その左側に妻や子供の名前のみを書きます。職場や友人同士などの場合は、役職や年齢が高い順に名前を書いていきます。フルネームで入れる連名は3名までとされており、4名以上になる場合は代表の名前フルネームの左下に小さく「外一同」と書き添えます。

https://x.com/_yoppy_yoppi_/status/737214766565838848

④    ご祝儀袋は袱紗に入れて持っていく

当日、ご祝儀袋を持っていく際には袱紗に包んで持っていくのがマナーとなっています。カバンにそのままご祝儀袋を入れてしまうと、袋の端や水引が崩れたりする可能性があるので、なるべく袱紗に入れるようにし、渡すときに袱紗から取り出すというのが一般的です。袱紗がない場合は、ハンカチなどで代用することも可能です。

ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメ?

ご祝儀袋の中袋には、金額を書かないのはマナー違反となります。また、金額以外にも名前と住所も書く必要があります。これは、新郎新婦が上包みを外しても、誰からいくらもらったのかがわかるようにするためです。金額の数字は「金 参萬円」など、数字は旧字体で書きます。これは、漢数字の「一」や「二」は線を加えて数字を簡単に書き換えられてしまうことから、旧字体で書くというマナーがあります。

まとめ

今回は、ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはダメなのか?書き方やマナーについてご紹介しました。最近は様々な種類やデザインのご祝儀袋が売られており、どれを選ぶか迷いますよね。ご祝儀袋の中袋に金額を書かないのはやはり、マナーとしてはNGのようです。新郎新婦の門出を祝う晴れの日なので、マナー違反などがないように気をつけたいですよね。これから結婚式に参列する予定がある人は、参考にしてみてください。