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転職に有利な資格は?職種別におすすめを紹介!取得難易度も解説

転職に有利な資格は?職種別におすすめを紹介!取得難易度も解説

近年、転職することが当たり前とも言える時代になってきましたが、転職するならば希望の条件にあった会社に入るために、より有利に転職を進めたいですよね。そんな時に転職に有利な資格はあるのでしょうか。また、その資格の取得難易度も気になるところです。そこで今回は、転職に有利なおすすめの資格を、職種別に紹介するとともに、取得難易度も解説していきます。

転職に有利な資格

転職に有利な資格を職種別にご紹介します。

営業・コンサルタント職

①   ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)

FPは、家計管理や保険、税金、ローン計画など、お金に関する分析およびマネープランを提案する国家資格です。特に、金融業界や保険業界では、評価の対象となることが多いため、転職する時のアピール材料にもなります。金融商品の販売代行やセミナーの講師、知人のライフプランの設計など、副業に生かすこともできるので、取得しておいて損はない資格と言えます。

FPの試験は1~3級に分かれており、3級は学生や主婦が受ける比率が高く、就職目的で社会人が受けることが多いのは2級以上となります。2級の合格率は20~60%となっており、他の国家資格に比べるとまだ取り組みやすいのではないでしょうか。また、1級の受験資格として、2級を合格してなおかつFPの実務経験が求められます。

②   販売士

販売士は、商工会議所が運営する検定試験で、販売に必要な知識・販売技術から、商品の開発分野である仕入や在庫管理、マーケティングなどを学ぶことができます。販売士の資格は、小売りや流通に関する営業職への転職に有利と言えます。

販売士の1級はおよそ約20%、2級は約60~70%、3級は50~76%程度の合格率となっています。2級と3級の試験内容は科目が同じで、似ている内容も多いため、3級を飛ばして2級から受験する人もいるようです。

事務職

①   秘書検定

秘書や事務職を中心に、基本的なオフィスマナーが身についていること、電話応対やビジネス文書の作成など、社会人に欠かせない能力が身についているこの証明として役立ちます。

秘書検定の3級が約70%、2級が約58%、準1級が約42%、1級が約34%となっています。3級は高校生が受験するレベルなので、転職に有利になってくるのは2級以上と言えます。

②   マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

MOS資格は、WordやExcelなどのオフィス製品を扱うスキルを証明できる資格で、事務職の転職に有利に働く場合があります。オフィス製品は世界共通のツールでもあるので、日本だけではなく世界でも通用する資格と言えます。

一般レベルの合格率は約80%、上級レベルの合格率は約60%と、難易度はそこまで高くはないようです。普段からパソコンを使ってオフィス製品に触れている人であれば、取り組みやすい資格なのではないでしょうか。

https://twitter.com/Akira_Wakura/status/1878041702361186563

ITエンジニア職

①   基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とされる情報処理の国家資格で、未経験からITエンジニアに転職する際にはおすすめの資格です。合格率は約25%と難易度は高めですが、社員に取得を促す企業も多く、IT業界では知名度も高い資格となっています。

また、基本情報技術者試験の上位資格に、応用情報技術者試験という資格もあり、実務経験が3~7年ほど必要な試験で、ITエンジニアの経験を生かしてステップアップしたい人はこちらもおすすめです。

②   CCNA

CCNAとは、「Cisco Certified Network Associate」の略称で、コンピュータネットワーク機器の大手、シスコシステムズ合同会社による認定資格です。CCNAは、レイヤー2のスイッチングやレイヤー3のルーティング、無線接続、セキュリティなど、ネットワークに関わる広範囲の知識が求められます。受験必須条件はなく、誰でも受けられる資格となっています。

CNNAの合格率は約25〜30%となっていますが、試験開始前にアンケートに答えると300点が加算され、試験自体は550点正解すれば良いと言われています。

まとめ

今回は転職に有利なおすすめの資格を、職種別に紹介するとともに、取得難易度もご紹介しました。転職にあたって、資格は必ずしも必要ではない場合もありますが、転職に有利な資格は多く存在します。転職を考えている人は、職種に合わせて資格の取得に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。