最近よく子育て世代が口にするワード「ワンオペ」ですが、みなさんはどういった意味があるのかご存知でしょうか?現代の日本では、子育て世代の共働きが当たり前となっていますが、このワンオペ夫婦についてどれだけ認知度があるのか。
今回は、ワンオペ夫婦についてとワンオペを効率よくこなすコツについて詳しくご紹介していきます。
目次
ワンオペ夫婦とは?
ワンオペ夫婦とは、一方の配偶者が家庭内のあらゆる家事や育児をほぼ単独で担うことをいいます。このワンオペという表現は、もともとは「ワンオペレーション」の略語です。
ワンオペ夫婦の特徴についてご紹介していきます。
ワンオペ夫婦の特徴
ワンオペ夫婦とはどのようにして生まれてしまうのでしょうか?日本では昔から「男は仕事、女は家庭」という風潮が根強く存在しています。その結果、男性が仕事の激務を担うことが多くなっています。そして男性の育児休業や、子供の行事や病欠による休暇などへの理解が社会的に得られていない現状です。一方、女性は子供を産む前と後で身体を休める必要があるため仕事を休業することでキャリアを諦めたり、母にしかできない育児として母乳などがあるため、育児と家事の負担が女性に偏ってしまう場合が多いです。
ワンオペ夫婦のお風呂はどうする?
まず、お風呂はワンオペにとって大きな試練です。お風呂に子供を入れる場合、小さなお子さんは3センチの水でおぼれてしまう危険性がありますので常に親が見張っていなければなりません。ましてはお子さんが複数人いる場合は難易度が一気に上がりますよね。お風呂を効率よく入れるためには、育児アイテムを有効に使うことで、効率よくお風呂に入れることができます。
お風呂を効率よく入れるために便利な育児アイテムをいくつかご紹介していきます。
バウンサー
先ほどのように複数人の子供をお風呂に入れる場合、小さいほうのお子さんを一時的にお風呂の外で待たせておくと二人同時に洗う必要がなくなります。しかし、小さいお子さんであればあるほど一人で待っていると泣いてしまうことが多いですよね。そんなとき使えるのがバウンサーです!子供を待機させるのに使うにも良し、お風呂から出たあとに自分が身体を拭いている間に乗せておくのも良しな万能アイテムです。
着るバスタオル
着るバスタオルとは、名前の通りバスローブのように着ることができるバスタオルのことです。お風呂を上がったときに子供も自分もびしょ濡れの状態ですが、子供は待ってくれません。そんなときに大活躍するバスタオルです。普通のバスタオルですと、子供の着替えを手伝っているうちにずれ落ちてしまうなんてことは日常茶飯事です。着るバスタオルであれば、かぶるだけでしっかりと落ちることなく固定されますし、身体が濡れた状態でも着用できることが時間の効率化につながります。
お風呂用のおもちゃ
子供はじっとしていられないので、お風呂もすぐに出たいと泣きだしてしまうことがあります。しかし、親がまだ洗えていない状態だと子供が寝たあとにもう一度入らなければいけなくなったりと非効率になってしまいますよね。親が洗っているときに待っていてくれるようお風呂用のおもちゃがあると子供も一人で遊んでいてくれますので、効率よくお風呂を済ませることができます。
バスチェア
お風呂用の椅子があるだけで、ワンオペでも効率よく子供をお風呂に入れることが可能となります。よく代表的に人気なものがアンパンマンのバスチェアですが、子供はみんなアンパンマンが大好きなのでとても機嫌よく座ってくれると有名です。一緒にお風呂にいるときにまだ不安定な歩きだと店頭のリスクもありますので、座ってくれると洗いやすくもなりますし、お風呂に入りたがるようになるきっかけにもなりますよね。
ワンオペをこなすコツ
ワンオペはお風呂だけでなく、家事育児の種類は無限にあります。そんな中、工夫次第でワンオペでも効率よくこなすことができますのでそのコツについてもご紹介していきます。
外出する
まずは、外に出ることです。家の中にいると子供はおもちゃなどで遊びますよね。そうすると片付けをする箇所が増えてしまい、掃除の時間も同時に増えます。しかも片付けたと思えばその数分後には元通り、なんて経験はパパママみなさん経験済みではないでしょうか?そんなときはお家ではなく外に出ることでワンオペを乗り切ることができます。外には公園やショッピングモールなど子供が喜ぶ施設がたくさんありますし、外に出ることでパパやママの気分転換にもなります。
完璧にしようとしない
完璧に日々の家事育児をこなそうとすると、どんどん疲れが溜まっていきます。それは、育児ノイローゼなどに繋がる原因にもなりますのですべてのことをワンオペで完璧にしようしないことです。夫婦どちらも居る時に残りはやったり、家事は明日に回したりと楽をすることもワンオペを乗り越えるひとつのコツです。
子供に手伝ってもらう
こちらはある程度大きくなったお子さんに限ってしまいますが、3歳を過ぎると子供はお手伝いをしたいという感情が芽生えてきます。自我も出てきて自分でやりたいことも増えてきますので、その感情を尊重して子供が出したおもちゃのお片づけを一緒にしてみたり、料理の簡単な作業を手伝ってもらったりすると効率よく作業を終えることができます。
まとめ
今回は、ワンオペ夫婦とはいったいどういったものなのかご紹介させていただきました。併せて、ワンオペを効率的にこなすコツについてもご紹介させていただきましたが、実践できそうなものはありましたか?ワンオペは本当に大変ですが、工夫次第や考え方を変えることでうまく乗り切る方法がだくさんあります。自分やパートナー、そして家族みんなに合いそうなやり方を試してみてワンオペを乗り切ってほしいなと思います。
子供が小さく手がかかる期間は本当に短いので大変だとは思いますが、子育て世代のお父さんとお母さんにはできるだけ楽しみながら家事育児をこなしてほしいなと思います。
