メラミンスポンジは洗面台に使って大丈夫？意外な注意点をまとめ

普段の掃除の中で大活躍するメラミンスポンジですが、水にぬらしてこすると汚れが簡単に落ちて、家庭で重宝されている掃除用品です。そんなメラミンスポンジですが、洗面台に使っても大丈夫なのでしょうか。汚れを落とす能力が高いだけに、心配になりますよね。そこで今回は、メラミンスポンジは洗面台に使って大丈夫なのか、意外な注意点をまとめたので、ご紹介します。

1 メラミンスポンジとは
2 メラミンスポンジは洗面台に使って大丈夫？
3 メラミンスポンジを使う時の注意点
4 まとめ

メラミンスポンジとは

メラミンスポンジとは、「メラミン樹脂」をミクロン単位で発泡させてできる「メラミンフォーム」と呼ばれる材質でできたスポンジのことです。硬度が高く、きめ細かい網目状の骨格構造をしており、水に濡らしてこするだけで、しつこい汚れを簡単に削り落とすことができます。「激落ちくん」という商品なんかも有名ですよね。

https://twitter.com/Marodayooooo/status/1870702306360226277

メラミンスポンジは洗面台に使って大丈夫？

メラミンスポンジは水垢汚れに強いので、洗面台のお掃除にも向いていますが、洗面台の材質によってメラミンスポンジの使用可否は変わってきます。洗面台のボウルが樹脂製のものにはメラミンスポンジは使えません。メラミンスポンジは研磨して汚れを落とすため、樹脂製のものには傷が入ってしまい、傷の部分に汚れが入ってしまい、余計に汚れてしまう可能性があります。また、洗面ボウルが陶器性の場合は、メラミンスポンジを使うことで頑固な汚れを落とすことができますが、強い力でこすったり、日常的なお手入れの中で使うのは、傷がついたりツヤがなくなったりする恐れがあるので注意が必要です。

https://twitter.com/NaHCO3_fluorite/status/1711198903453053131

また、メラミンスポンジを洗面台で使う際、水栓の水垢を落とすのは問題ありませんが、湯水の印字がされている部分は、印字が剥がれてしまう可能性があるので避けた方が良いです。

メラミンスポンジを使う時の注意点

こちらでは、メラミンスポンジを使うときに気を付けなければいけない注意点を理由とともに詳しく紹介していきます。

使えるもの、使えないものを把握しておく

メラミンスポンジを使うときに注意点としては、コーティングが施されている部分に使うと、コーティングがはがれてしまうため、向いていません。例えば、くもり止めコートが施された洗面鏡や、コーティングされた床のフローリングなどにメラミンスポンジを使うとコーティングが剥がれてしまいます。また、樹脂やステンレスも傷がついてしまうので避けた方が良いです。また、歯をメラミンスポンジこすったら、白く綺麗になるのでは？と考える方がいるかもしれませんが、歯をメラミンスポンジでこすると歯表面のエナメル質を傷つけてしまう恐れがあるので使えません。

https://twitter.com/lyliah_rie/status/1873616285139161286

しっかり水分を含ませる

メラミンスポンジを使う際には、しっかりと水分を含ませることが重要です。水が少ないとキシキシと乾いた音がするので、その場合には水を足しましょう。メラミンスポンジが半透明になるくらいに水を含ませ、軽く絞って水滴が落ちないくらいが適量で、この状態が一番よく汚れが落ちる状態です。水の量が少なすぎると掃除した箇所に傷がつきやすかったり、メラミンスポンジがボロボロになってしまいます。

一緒に使えない洗剤を把握しておく

メラミンスポンジを使う際、洗剤と一緒に使っても効果を発揮しますが、一緒に使ってはいけない洗剤もあります。メラミンスポンジは、塩素系の漂白剤や、次亜塩素酸ナトリウムを含む洗剤とは一緒に使えません。メラミン樹脂が劣化してしまい、性能を発揮できなくなってしまいます。メラミンスポンジと洗剤を一緒に使う際には、重曹やクエン酸、家庭用の弱アルカリ性の洗剤などがおすすめです。また、セスキ炭酸ソーダは、換気扇の手ごわい油汚れや、風呂場などの皮脂汚れを落とす際におすすめです。